人の苦しみ(ストレス)について②です。
原因は何にせよ
自分を否定された時です。
カウンセリングに恋人との別れで来た人が
思い出しながら、泣かれる場面多いけど
その涙を分析すると
失った相手への深い愛よりも
別れと言う形で
自分を「ないがしろにされた感」の涙である事がほとんど
相手への執着も、もちろん原因だけど
この「自分をないがしろにされた感」は、ほぼほぼ、どんな場面でも共通の怒りや哀しみに繋がる
親子喧嘩、友達、同僚とのトラブル、通りすがりにぶつかったぶつからないから起きる喧嘩、あおり運転に至るまで。
相手の態度が、自分に対して「バカにしてる」「軽く見られた」、、ところから始まる
ココに思いやりがあれば、こんなに哀しくならない
別れる時には愛を
叱る時には愛を
他人に対しても愛を
それでも深くややこしくこじれた心は
第三者の存在があると緩和する
例えば、お母さんにきつく叱られ
お母さんは自分を愛してなんかない!!と心が凍る場合
いくらその後、あんたが大事だから言ってんだとか、言われても、ネガティブな脳には届かない
そんな時、お姉さんが
「お母さん、あなたの事本当にいい子だって褒めてたわよ」と聞くと、
一気に凍った心が溶けていく
恋人と別れた時も
別れを告げた彼が、どんなに出会えた事は感謝せてると言ってくれても、哀しみは拭えないのに
彼が第三者に
「元カノとは上手く行かずに別れたけど、彼女と出会えて本当に良かったと思ってる」と言ってたと聞いたら
心の詰まりが消えて行く
いずれも、なかなかそれを聞けると言うチャンスは無いけどね
だけど、大事なのは
そう言っている彼の、または、お母さんの、
言ってる場面を想像するだけでいい
想像する事で、自分の脳のネガティブなおしゃべりを止める事ができる
過去のトラウマも同じ
何度も何度もその場面を思い出しては心暗くしてるくらいなら
(それ自体が、イメージに過ぎないのだから)
続きをイメージすればいい
好転するイメージ
光を浴びて行くイメージ
失敗した場面を思い出したら、
その後、むっくと立ち上がり、
成功して終わった自分をイメージする
自分を肯定できる場面を
自分の想像で作り出す
私はもう大丈夫
苦しくなんてないって。